他のコンサルティングファームに転職しよう!そう思う方の中にも、
「でも、他のファームに転職する時はどんなステップになるんだろう?」
「新卒からコンサルティングファームにいるからよくわからないな」
と思う方も多いと思います。
今回はそんな皆様(特にファーム在籍者)に向けて、他コンサルティングファームへ転職する際のステップをお届けしたいと思います。
ぜひご参考ください。
目次
実際の面接のステップ
結論から言えば、実際の面接のステップは、ファーム間で大きな差はなく、新卒・中途でも大きくは変わりません。
ただし、ケース面接は中途(経験者)であっても課せられることが多いため、万全の対策をして臨むことが重要となります。
ステップ1:エントリー・書類審査
まず最初に、ファームのHPから自分で、あるいは、エージェント経由でエントリーすることになります。
この際に、コンサル転職支援経験が多いエージェントを選択すると、最近の動向や過去のケース問題などを共有してもらえるためおすすめです。
【ポイント】
コンサル転職支援経験が多いエージェントからは、最近の動向や過去のケース問題を得ることができる
エントリー時には、履歴書と職務経歴書が必要となります。
特に職務経歴書には、これまでのプロジェクトでの役割や自身のバリューを記載するようにしましょう。
この内容を元に面接を展開するため、丁寧に作成するようにしましょう。
【ポイント】
履歴書と職務経歴書を作成する。
特に職務経歴書の内容は面接の内容に繋がるため、丁寧に作成する。
履歴書・職務経歴書の内容でまずは書類審査がされることになります。
基本的には学歴・職歴・担当したプロジェクト・専門性を元に、実際の現場のマネージャー以上のニーズに応じて審査が行われます。
経験者であればほぼ確実に通過するものの、プロジェクト受注状況によっては稀に落選することもあります。
加えて、ファーム偏差値があまりにも違いすぎると、書類通過率が低くなる傾向になります。
ステップ2:SPIなどのWEBテスト
特に第二新卒などのスタッフ層には対しては、SPIなどのWEBテストが行われることがあります。
ただし、経歴との総合点になるため、通過率は高い傾向です。
ステップ3:初期面接(一次面接〜二次面接)
一次面接は、シニアスタッフが面接を行います。
この時点では高度なやりとりなどが発生することはあまりなく、
【ポイント】
・コミュニケーションが取れるか
・十分に論理的か
・メンタルに問題はないか
を見られています。
ですので、この時点では通過率も高い傾向にありますので、緊張することなく落ち着いて臨みましょう。
ステップ4:ケース面接(二次面接〜三次面接)
そして、コンサルの醍醐味であるケース面接になります。
ケース面接では、
【ポイント】
・十分に論理的か
・どのような物の見方をするか・発想をするか
・プロジェクトマネージャー(面接官)からの指摘にどのように対応するか
を見られます。
コンサル方にとっても、普段慣れていないと思わぬ問題で難しいこともあるため、
過去問などを通じて万全の対策を取りましょう。
ステップ5:後期面接(三次面接〜)
ここまで来ると内定は目前です。
面接相手はマネージャークラス〜パートナークラスが主になります。
ファームにもよりますが、「マネージャーやパートナーが採用して自分のプロジェクトに入れる」というイメージのため、
この面接官が自分の直属の上司になるケースが多くあります。
ここでは、
【ポイント】
・これまでのプロジェクト経験(プロジェクト概要と自分のバリュー)
・転職後のファームでやりたいこと
・なぜ転職するのか
・転職後のファームで出せるであろうバリュー
・今後のキャリアプラン
などを聞かれます。
基本的にはありのままに答えるのがよろしいかと思いますが、
特にコンサル経験者に対しては、「教育の必要がない即戦力であること」を求められますので、
この点についてアピールができるとよろしいかと思います。
内定受諾後
内定受諾後、現在のファームに対して、いつ辞めるのか、また、新しいファームにはいつ移るのかなどの調整が必要となります。
コンサル経験者のファーム間転職を支援するエージェント
コンサルブライトでは、コンサル経験者のファーム間転職に特化して転職支援を行っています。
若手の方からシニアの方まで、幅広くご支援をしていますのでお気軽にご相談ください。