フリーコンサルは特にその高額な報酬や案件の獲得については話題に挙がりますが、その働き方などについてはあまり話に挙がることは少ないように思えます。
それは働き方や忙しさはプロジェクトや個々人によるものの、ファーム在籍時とフリーコンサル活動時という大きな枠ではわかりやすい違いがあるかと思います。
今回は、フリーコンサルになってみたらホワイトな働き方を実現できた体験談をお伝えします。
目次
ファームに在籍していた頃、3時間睡眠なんてザラだった
コンサルティングファームに在籍していた頃、睡眠時間が3時間であることなど珍しいことではなかった。
もちろん、中間や最終報告の前に稼働が逼迫することはあるものの、複数のプロジェクトを担当するとその忙しさが断続的に現れる。
また、当然ながらプレッシャーもあった。目標や、上司からのプレッシャーなど、様々なストレスがあった。
そして、ファームや上司によっても異なると思うが、私の上司はどちらかと言えばパワハラ系の上司が多かったように思える。
人としての相性や自分のパフォーマンス不足もあったのかもしれないが、ストレスを抱え込む原因になっていたことも事実である。
体力や気力が続いていたからなんとかなったものの、これがいつまでも続けられるか、何か手を打つ必要があると考えてはいた。
フリーコンサルの高額な報酬、さらに厳しい環境を覚悟した
様々なご縁からフリーコンサルとして活動することを決め、ついにジョインする案件が決まった。
フリーコンサルの高額な報酬に驚いたと同時に、これだけの報酬を貰えるのであればそれだけのバリューを出さねばならないと覚悟も決めたことをよく覚えている。
これまで以上のバリューを求められ、これまでの以上のストレスやプレッシャーにさらされることになるだろう。
報酬のために、踏ん張るしかない。
そのように気合を入れ直したことをよく覚えている。
ホワイトな稼働時間
そして実際にプロジェクトが始まるのだが、入れ直した気合は不必要であることを実感することになる。
フリーコンサルは業務委託契約になり、100%稼働であれば8時間稼働、50%稼働であれば4時間稼働という計算になる。
そして、これが順守されている。
もちろん、プロジェクトやクライアントによると思うが、私が関わった案件はこれらがきちんと守られており、契約時間内で終わるようにタスク相談ができる環境になっていた。
コンサルであるからバリューのために時間度外視で…という考え方が強かったファーム出身の私にとっては、驚きを隠せなかったのだ。
ホワイトなコミュニケーション
さらに、コミュニケーションもホワイトであった。
外部の人間だから、というのもあるかもしれないが、全く詰められることもないし、過度な要求をされることも一切ない。
本当にこれで良いのか、逆に怖い…と思えてしまうほどであった。
とはいえ、やはりプロとして見られているし、バリューは必要
とはいえ、やはりコンサルとして見られており、バリューが出なければ契約は更新されない。
表面上は優しくはあるものの、高額な報酬に見合う働きを求められることも事実ではある。
そのプレッシャーと、紳士的に対応してもらっていることへの恩返しとして、なんとかバリューを出せないかと奮闘したことをよく覚えている。
ファームにいた時のプレッシャーはなく、あるがままに働ける環境がフリーコンサルにあった
結論から言えば、ファームにいた時のプレッシャーはない。あるがまま、純粋にバリューを出そうと働ける環境がフリーコンサルにあった。
ただ、当然ながら案件を継続的に受注できるか、などのリスクはある。
案件を続けるために萎縮することもあるかもしれない。
フリーコンサルという環境が適しているかは、人それぞれだとは思うが、百聞は一見にしかずということで、ぜひ一度体験することをお勧めしたい。
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以上がフリーコンサルとして稼働してみたらホワイトだった体験談でした。
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